(他ブログからの引用です)
スコットランドのサッカー協会のHPのReferee のコンテンツ内に Specsavers Challenge というのがあって、そこで副審の視野に近い映像を見て、オフサイドかどうかの判断をするテストというかゲームが用意されています。
TV観戦していた場合は、リプレイ映像が流れますが、現場ではそんなものは無い訳で、自分の眼だけが頼りです。
本来であれば、試合中に激しく変化(移動)するオフサイドラインの真横にずっと張り付いている作業をしながら(体力的な負担)、いつ起きるかわからないオフサイドの判断に対応しなければなりません。
まずは、GAME ONE (EASY) にチャレンジしてみてください。
ゲームをスタートさせると、映像が流れます。映像を見て、
「オフサイドではない」と思うなら「ONSIDE」のボタンを押し、「オフサイド」と思うなら「OFFSIDE」のボタンを押します。
このとき、あなたの回答が合っていれば、✔(チェックマーク)が現れ、間違っていると×(バツ)が現れます。
で、もし、×が現れたことに疑問を感じた方は、「REVIEW」ボタンを押してスローの映像を確認し、自分の目の錯覚であったことを痛感してください。
80%を越えることができた方は、GAME TWO (DIFFICULT)もチャレンジしてください。
GAME TWO では、複数のDFおよびFWが複雑に移動するので、より実際の試合の中で判断しなければならない状況に近くなっています。
ということで、アドレスを紹介しておきます。(クリックすればリンク先に飛べるようにしておきます。)
http://www.scottishfa.co.uk/scottish_football.cfm?page=3156
(あなたの後ろのスタンドには何万人もの観客があなたの判断を注視しており、もし判断を間違えようものなら、容赦ないヤジや怒号が浴びせられます。場合によっては、映像がネット上にUPされて、吊るしあげを喰らいます。そういうプレッシャーも感じながらお楽しみください。)
3種や4種の試合であれば、観客席はうるさくないので、耳から「パスが出たときの音、ボールが蹴られたときの音」の情報を得ることができます。
しかし、Jリーグなどの試合では、観客席のざわめきがあるため、耳からの「パスが出たときの音」の情報は得られず、目だけが頼りになります。つまり目からの情報だけでオフサイドの判断をしなければならないのです。(だから、映像にわざと観客席のざわめきの音が付加されているのです。)
試合で副審を担当する機会がある方は、耳からの情報(音)に頼らず、目からの情報だけで、錯覚に騙されずに正しくオフサイドの判断ができるように、しっかり訓練しておきましょう。
最後におまけ。(正答率を上げる方法)
DFが相手陣地側に進行している場合(ラインを上げる方向に移動している場合)、オフサイドラインは「DFのかかとの位置」です。身体の中心ではありませんので、ご注意を。
もし、なかなか正答率が上がらないという方は、「オフサイドのような気がする」というものを全て「オンサイド」で回答すると正答率が上がると思います。
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